気候変動・影響の現状

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「沖縄地方の気候変動」(沖縄気象台HP)から、県内の気候や海洋の経年変化のうち、代表的なものを紹介します。

なお、詳しくは、沖縄気象台のHP(沖縄地方の気候変動 これまでの変化(観測事実))をご覧ください。(沖縄気象台のページへリンク)

1. 県内の平均気温について

沖縄地方の年平均気温は100年あたり1.71℃の割合で長期的に上昇しています。

また、年平均日最高気温と年平均日最低気温は、100年あたり、それぞれ1.22℃、1.97℃の割合で長期的に上昇しています。

  • 年平均気温沖縄地方平均(年)の図表

    年平均気温(沖縄地方平均-年)

  • 日最高気温沖縄地方平均(年)の図表

    日最高気温(沖縄地方平均-年)

  • 日最低気温沖縄地方平均(年)の図表

    日最低気温(沖縄地方平均-年)

統計期間:1946~2022年。
いずれも平年値(1991~2020年平均)からの差を示します。那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島の7地点平均。ただし1946年~1966年と2018年は7地点未満。黒の細線:年々の値、青の太線:5年移動平均、赤の直線:長期変化傾向(信頼水準90%以上で有意な長期変化傾向がある場合のみ表示)

2. 県内の真夏日・熱帯夜について

沖縄地方の真夏日(日最高気温の30℃以上の日)と熱帯夜(ここでは日最低気温が25℃以上の日)の年間日数は、10年あたり、それぞれ5.6日、7.1日の割合で長期的に増加しています。

  • 真夏日の日数沖縄地方平均(年)の図表

    真夏日の日数(沖縄地方平均-年)

  • 熱帯夜の日数沖縄地方平均(年)の図表

    熱帯夜の日数(沖縄地方平均-年)

統計期間:1959~2022年。
棒:年々の値、青の太線:5年移動平均、赤の直線:長期変化傾向(信頼水準90%以上で有意な長期変化傾向がある場合のみ表示)。那覇、久米島、宮古島、石垣島、与那国島の5地点平均。

3. 降水量について

沖縄地方の日降水量100mm以上の年間日数に統計的に有意な変化傾向は見られません。

一方で、沖縄地方の3時間降水量100mm以上の年間発生回数は、1地点換算で10年あたり0.04回の割合で増加しているとみられます。

また、沖縄地方の年最大日降水量は、10年あたり4.8mmの割合で増加していると見られます。
加えて、沖縄地方の無降水日数(日降水量1.0mm未満の日数)に統計的に有意な変化傾向は見られませんが、沖縄県内各地方で増加しているとみられる地点があります。

  • 日降水量100mm以上の年間日数沖縄地方平均(年)の図表

    日降水量100mm以上の年間日数(沖縄地方平均-年)

    統計期間:1967~2022年。
    那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島の7地点平均。

  • 日降水量1mm以上の年間日数沖縄地方平均(年)の図表

    日降水量1mm以上の年間日数(沖縄地方平均-年)

    統計期間:1967~2022年。
    那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島の7地点平均。

  • 3時間降水量100mm以上の年間発生回数

    3時間降水量100mm以上の年間発生回数

    統計期間は1979年~2022年。
    沖縄県内アメダス地点を使用。1地点あたりに換算。

  • 年最大日降水量

    年最大日降水量

    統計期間は1967年~2022年。
    那覇、名護、久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島の7地点平均。

棒:年々の値、青の太線:5年移動平均、赤の直線:長期変化傾向(信頼水準90%以上で有意な長期変化傾向がある場合のみ表示)。

4. 台風について

沖縄への台風の接近数には、明瞭な長期変化傾向はみられません。

また、強い台風の接近数や割合についても、明瞭な長期変化傾向はみられません。

  • 台風の発生と接近数の図表

    台風の発生と接近数

    台風の発生数(青線)と沖縄地方への接近数(赤線)。いずれも細線が年々の値、太線が5年移動平均値。統計期間は1951~2022年。

  • 「強い」勢力以上の接近台風の数と割合の図表

    「強い」勢力以上の接近台風の数と割合

    「強い」以上の勢力で沖縄地方に接近した台風の数(赤線)と、それが沖縄地方に接近した全台風に占める割合(%)(青線)。いずれも細線が年々の値、太線が5年移動平均値。統計期間は1977~2022年。

5. 沖縄周辺海域の海洋について

沖縄周辺の海域の年平均海面水温は、長期的には100年あたり約0.78~1.20℃の割合で上昇しています。

また、那覇と石垣の年平均海面水位は、統計開始以降、それぞれ1年あたり2.2mm、2.4mmの割合で上昇しています。

  • 海面水温の経年変化の図表

    海面水温の経年変化

    沖縄周辺海域の100年あたりの海面水温上昇率。統計期間は「東シナ海南部」と「先島諸島周辺」は1901年~2022年、「沖縄の東」は1911年~2022年。

  • 海面水位の経年変化の図表

    海面水位の経年変化

    海面水位平年差(cm)は年平均潮位から平年値(1991~2020年平均)を引いたもの。橙の細線:年々の値、赤の直線:長期変化傾向(信頼水準90%以上で有意な長期変化傾向がある場合のみ表示)。使用地点:那覇(1967~2022年)、石垣(1969~2022年)。 なお、地盤変動は考慮していない。